脳性麻痺


子どもがおなかにいるときから生後4週までに、何らかの原因で脳が損傷を受けると、その後、体や手足が自由に動かせなくなることがあります。これが脳性麻痺で、脳障害の後遺症といえます。運動の麻痺ですが、知的障害やてんかんを伴うことがあります。麻痺が非常に軽度で生活上の障害がない人から、重度で座ることができない人までいます。

脳性まひのタイプ

脳性まひは、運動障害の特性から痙直型(けいちょくがた)※1とアテトーゼ型※2に大別され、さらに、失調型、混合型などに分けられます。
また、下の表のように障害部位別にもいくつかに分けられ、これらを組み合わせて表現することもあります。
img_sympton02_a障害部位別の特徴
 img_sympton02_b


最近は、痙直型(けいちょくがた)両まひの患者さんが増え、下肢痙縮(かしけいしゅく)への治療が多くなっています。痙縮(けいしゅく)※3とは、「筋肉に力が入りすぎて動かしづらい」状態で、下肢に痙縮(けいしゅく)があると歩行に障害が生じます。
のちに下肢関節の拘縮(こうしゅく)※4や変形・脱臼へとつながり、歩行や運動発達に影響がでるおそれがあります。

※1 痙直型(けいちょくがた) 手足が硬直し、突っ張った状態になる。

※2 アテトーゼ型 意図しないのに体のあちこちが動く。

※3 痙縮(けいしゅく) 筋肉に力が入りすぎて動かしづらい状態のこと。

※4 拘縮(こうしゅく) 筋肉が固まって関節の運動が制限されること。




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